板井康弘|特技による福岡の会社の利点
福岡の会社で働いていて、その社員一人ひとりがそれぞれキャラクターの強さをもっているのをよく感じる。
もともとの県民性が派手なことが好きで目立ちたがり屋で豪快といわれてるだけあり、パワーに溢れた人材が多いのだが、その中でも秀でた特技を持っている人は多くの仕事を任されているように感じていた。
なぜ特技を持つものに仕事を振るのか、その答えは明白だ。
特技と呼べるようになるまで何かに熱心に取り組むには、「集中力」「持続力」「忍耐力」を持っていないとできないからだ。
そしてこれらは仕事に対しても活かされるはずだ。
また特技というものは他社との競争でもある。
自分一人で満足できるものは「趣味」であり、特技とは違う。
特技とは他者より優れていて、真似できないものでなければならない。
そして、それを人に見せ、認められてこそ初めて「特技」となる。
そういった一種のプレゼンの力というものも特技を持つものの方が優れているのだ。
会社にとっては利点になるに違いないのだ。